早期退職を夢見て

Dreaming of early retirement

今週読んだ本。

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ある放浪者の半生 V.S.ナイポール

世界の果てまで旅しても、僕の人生はまだ始まらなかった-。インドからロンドン、アフリカへ、「自分だけの物語」を探して旅を続けるひとりの男。植民地解放運動を時代背景に語られる、2001年ノーベル賞作家最新作。

-旅を続けるってより、思いつきと逃避、周りの人間に助けてもらいながらも、都合の悪いことは、他人のせいに。結局、何もなしえなかった男の言い訳。でも、この小説が面白いのは、それが正直に語られている、どうしょうもないなりに誠実だってことかな。


きみに読む物語 ニコラス・スパークス

わたしは、ありふれた男だ。でも、わたしには全身全霊をかたむけて愛する女性がいる。いつでも、それだけで十分だった。10代の夏にアリーと恋に落ちたときから、彼女と離れて暮らしていた辛い日々も、その後の長く幸福な結婚生活の間も、いつでも彼女だけを愛しつづけてきた。その気持ちは、彼女が病気になって記憶を失ってしまった今でも変わることはない。だから、二人の愛をアリーが思いだすまで、毎日わたしは、その軌跡を綴ったノートを彼女に読みきかせる…永遠に一人の女性を愛する男性の姿を、詩的な筆致で綴った究極の純愛小説。

-甘いものが、むしょうに食べたい。それと同じような感じで、たまにべたべたのラブ・ストーリーが読みたくなる。うーん、思ったより、2人が結ばれるまで、障害がないし、感情の揺らぎもいまひとつ。時間の経過をもっと表現して欲しい。でも、読んだあと、嫁にもう少し、やさしくありたいものだと、ちょっと反省してしまう。


きみに読む物語 ‐もうひとつの愛の奇跡‐ ニコラス・スパークス

仕事一筋に生きてきたウィルソンは、29回目の結婚記念日を忘れ、妻との生活に危機が訪れる。困り果てた彼は、妻の父に相談を持ちかける…。ひとりの男が妻の愛を取り戻すまでの奇跡を描いた物語。「きみに読む物語」の続編。

-全く期待していなかった。これが1番のヒット! 久々に涙腺にきたな。30年間働き通して、ミドルアッパーだから出来る計画なんだけどさ。この本は久々に小説を読んで幸せと感じることができた。ちなみに同じ著者の「メッセージ・イン・ア・ボトル」も続けて読もうとしたけど、お腹一杯で読めませんでした。


原稿の書き方 尾川正二

マス目の使い方や『当用漢字音訓表の実施』から抜粋したルール等、いまさらと思いながら、いざ読んでみると、意外な再認識が多い。基本が大切。


今週の1番気になるニュース

バンコク18日時事】タイの首都バンコクに、同国初のメードカフェがオープンした。店名は「アキバ」。メードには同国最難関のチュラロンコン大やタマサート大の女子大生ら10人を採用。アニメや漫画好きの若者らでにぎわっている。 

行きてー! ものすごく行きてー!