早期退職を夢見て

Dreaming of early retirement

いるだけで迷惑な奴

このブログはただの雑記で、せいぜい日々の防備録程度。
主義主張を語るのは酒の席だけ(笑)ってわけでもないが、ブログに書くのはちょっと苦手。
ただ、ここ数日の内閣不信任案をめぐる動きがあまりにも面白かった酷かった。
 
鳩山由紀夫さん……。
 
31日夜 首相公邸で菅首相と2時間余り会談。首相は、小沢氏と同調の動きをみせる鳩山氏に思いとどまるよう説得したが、鳩山氏は首相に自発的な退陣を促し、会談は決裂した。
 
1日夜 都内で記者団に対し、内閣不信任決議案に「賛成する」と明言した。
 
2日午前 「東日本大震災の被災者に迷惑をかけた遅れを取り戻さなければいけない。そのためには党を超えた協力を作っていく」と語り、重ねて不信任案賛成の意向を表明。離党の可能性に関しては、
「むしろ民主党を立て直さなければいけない。こんな民主党にしたつもりはなかった」。
 
2日午前 菅首相と会談し、「時期を区切っての辞任」で合意。
また、この場では覚書が交わされたという。
6月いっぱいくらいにメドが立つ状況が出てくる。メドが立った時に身を引いていただきたい
 
2日正午過ぎ 民主党代議士会にて、「首相が重大な決意を表明したと理解する。
代議士会に先立ち首相と会談し、一定の仕事を果たしたあかつきに職を辞してほしいと申し上げた。
復興基本法案を成立させることと、2次補正編成の目処をつけた暁には身を捨てて欲しい。
首相と鳩山の間で合意した。ここは国難のときだ。一致して行動してほしい」。
 
2日夕方 記者団に対し、「菅総理大臣が、復興基本法案が成立し、
第2次補正予算案の早期編成のめどをつけたときに身を引くことは確認事項だ。
それが実現されるよう、手続きを踏みたい。復興基本法案は来週にも成立するし、
第2次補正予算案は、6月いっぱいに中身が決まるのではないか。
岡田幹事長が「その2つは条件ではない」と言っているのはうそだ人間はうそをついてはいけない」。
 
3日午前 「内閣不信任決議案が出る直前には辞めると言い、それが否決されたら辞めないと言う。
こんなペテン師まがいなことを時の首相がなさってはいけない。
不信任案に賛成しておくべきだった」。
 
マスコミの報道が全て正確とは限らないが、この人が何もしなければ、可決されたかもしれない。
社会に出ると、悪気はないんだろうが、やることなすこと全て邪魔、頼むから何もしないでくれって奴が
いたりするんだけど、まさにそういう奴なんだろうなぁ。
 
とはいえ、2009年夏、ぼくは民主党に投票した。
今、この状況はぼくが選んだ結果だ。
 
1989年、ベルリンの壁崩壊、1991年、ソ連崩壊。
1993年、日本新党による政権交代があったとき、ぼくは26歳だったが、世の中が大きく変わるような気がして
とても気持ちが高揚したのを覚えている。
もともと、LIKE A ROLLING STONEでありたいと思っているので、何か決めるときは少しでも変化があるほうを
選択する癖がある。
 
2009年の投票が間違っていたとは思わない。
今まで政権が変わって数年で何かを判断するのは早計だと思っていた。
でも、次の選挙では民主党には投票しないだろうなぁ。
それに変わる政党もぼくの中では今のところ見当たらない。
 
夢を見れないのが1番の不幸だと思う。