早期退職を夢見て

Dreaming of early retirement

調査

玄関のチャイムが鳴った。

ドアを開けると、年配の女性の方が、バインダー片手に立っていて、
「道の統計調査でこの辺の家賃を調べているのですが、御協力いただけますか?」
「はい、いいっすよ」
「何年前からお住みですか?」
「もうすぐ2年になるかなぁ」
「お家賃はおいくらですか?」
「○万円」
正味30秒なかった。

受け取ると言っていないのに、「こちら、お礼です、図書カードか何かだと思うのですが」と
封筒を渡され、すぐ去っていった。

お礼 北海道と書かれた熨斗に三越の包装紙(笑)、中身は\500の図書カード、って話したのは30秒だけ。

年配の女性の方はきちんと自分の所属を話すこともなく、統計の目的を話すこともなく、
受取のサインを求めることもなかった、一瞬の出来事。

何をしりたいのかわからん、ちゃんと聴いてくれればただで答えるよ。
税金、大切に使おうよ。