栗本薫のグイン・サーガ・シリーズ最終巻、130巻「見知らぬ明日」が発売された。
28年間読み続けてきた。
もう物語は紡がれない。
ちょっと背伸びして読んだ中学時代、高校時代に勧めた友人達とは、
飲むと今でもまずはグインの話から盛り上がる。
大学時代、就職してからもいつもこの本だけは手元に置いていた。
長く海外へ行ったときは帰国してからまとめ読みするのが何よりの楽しみだった。
結婚してからはヨメも熱心なファンになった。
130巻「見知らぬ明日」は、いつもの巻の半分の厚さで、これからもずっと続くはずだった物語は、
突然途切れ、最後に(未完)と書いてある。
悔しかっただろうなぁ。
ぼくも悔しい。