18歳、当時、哲学者になりたかったぼくは、哲学科のあった弘前大学を受験して、
見事に落ちた。
親との約束で浪人はしないということだったので、
すべり止めで受かった地元の私大の経済学部に入学した。
若かったぼくは、経済学部の授業が全く面白くなく、結局中退してしまった。
まぁ、それからは、働いては、旅行して、働いては、旅行して。
そして、33年ぶりに仕事で、弘前市に来た。
もう、2度と来ることはないと思っていたんだけどなぁ。
人生は、面白い。
落ちたお陰で、世界中、いろんなところを巡れた、
そしてこれからも巡る。
そう思うことにしよう。