親父が癌に罹ったのをきっかけに両親と同居を始めた。
大きな理由として経済的な不安が大きかった。
親父が亡くなりその生命保険で家のローンも完済し、無事3周忌も終わり、
いろんなことが落ち着いてきた。
母は、まだ60歳になったばかりで、元気に働いている。
親父の遺族年金も入るので、現在の生活に支障はない。
互いに元気なのが原因なのか、元々の性格の差異なのか、嫁姑の折り合いが悪い。
3人で様々話し合い、一旦同居を解消することにした。
「親父が病気になったから同居した。今はお互いが元気だから、
自由に暮らそう、ただ、また誰が病気や怪我をするかもしれないから、
その時は助け合おう」と。
表面上は大団円っぽいが、なんとなく敗北感も感じる。
間に入って、もっと道化になれなかったのか。
今日、仕事中に親父のお墓に行って詫びと報告をした。
