イスラエルにいる旧友

イスラエルによるレバノン侵攻が、激しさを増している。

侵攻が始まる直前、旅行中に知り合った旧友からメールをもらった。
「キブツで働こうかと思うんですけど、どうでしょ？」

だいぶ昔だけど、ぼくが働いたときはこんなんだったよ、って感じで、
憶えている範囲でアドバイスした。

「今、イスラエルって安全ですかね？」という問いには、

「とりあえず、日本からツアーが出ているくらいだから、危ないところに
いかなきゃ大丈夫なんじゃない」と安易に答えてしまった。

～って安全ですか？　というのはけっこう答えづらい質問だ。
もちろん、ぼくが旅行したときも、危ないところにいく気は全くなかったが、
日本でのニュースと現地での見聞では異なる場合が多い。
なんだかんだ言っても、最後は自分の肌で感じるしかない。
行きたいならば、自分で調べて、感じて、自分で決断するしかない。
実際、危ないと言われていても行ってみると驚くほど穏やかだった
国や地域もたくさんあるし、あまり経験はないが、その逆もたぶんあるのだろう。

なんて思っていても、自分のことならまだしも、他人の身の上なので、
かなり気になる。

最後のメールでは、エイラットの近くにいるとのことだった。
イスラエルの１番南で、しかもキブツの中なら、そんなに危険はないと思うのだが、
少しでも身の危険を感じたらすぐ、エジプトにでも脱出して欲しい。

イスラエル。
ぼくが行ったときも、けっこう騒がしい時期だったが、中はけっこう落ち着いていて、
いい人ばかりだったんだけどなぁ……

おーい、Ｙ！　頼むから死ぬなよ！

なんか寝覚めが悪いから（笑）