早期退職を夢見て

Dreaming of early retirement

ヤる女

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出張も無事終り、休み。
釧路は遠いわ。二人だったんで、交互の運転とはいえ、片道6時間車に乗りっぱなしなんで、降りた後も体が揺れてるっていうか、なんか距離の移動って疲れる。釧路では仕事の下調べで、普通入れないところに入ったり、ま、仕事はとどこおりなく終了。
夜、同僚と入った観光客向けの炉端焼き屋は、まずかったなー。あれはひどいわ。
来月も釧路出張あるんだよな、、だるい。

萱野 葵「ヤる女」
前作、前々作「ダンボールハウスガール」「ダイナマイト・ビンボー」ってタイトルのセンス、好きなタイプだな。読み始めると軽快な滑り出し、あ、いいかも。
語彙が多いっていうか、技法も上手い、あれ、でも読み進んでいくほど、なんか違和感が、、
登場人物の設定も悪くない、組み立ても悪くない、でも駄目。
これって、作者、あまちゃんなんだろうな。想像にリアリティーが無いから、中に入りきれないっていうか、嘘っぽい。人物がステレオタイプ過ぎ、まるで人形劇みたい。
最後なんて、さっぱり意味わからん。救いはないけど、絶望ってほどでもなし。後味悪い。
小説って技法だけじゃ駄目なんだなって見本、小説として根本的な何かが欠如しているんじゃないかな。